■ 高価なカメラは必要なのか |
![]() ![]() はらきんが現在愛用しているカメラ・レンズ。 デジ一は,D90と20〜200mm汎用ズームレンズ。 それほど高価なカメラを使っているわけではない。 |
![]() ![]() 背景を整理すると,中心となる被写体が強調される。 |
![]() 市内にある公園の風景。デジ一で撮ったものの, 緑がきれいだという以外,何のおもしろみもない 写真である。 |
![]() よく見ると,池の縁に水筒と袋がある。これを中心に 撮るだけで,「わすれものだろうか。」「女の子かな?」 など,いろいろと想像させる写真となる。周囲からど のように画面を切り取るか,というのが,大切なセン スの一つである。 |
■ 場面ごとの写真の撮り方 |
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![]() はらきんは,玉入れの写真を撮ら せたら(自称)日本一? |
![]() よいしょっと大玉を持ち上げる感じ を伝えるために,少しローアングル で撮影。ローアングルだと,万国旗 が入りやすくなる。 |
![]() ポンポンと万国旗で,とてもカラフ ルな画面になった。 |
![]() (偶然だけど)高く積み上がったピラ ミッドの写真に,万国旗が斜めに切る ように入ってとても格好良くなりました。 |
![]() 大人が良いと思う写真を,撮られた子どもは必ずしも 喜ぶとは限らない。歯を食いしばった瞬間ではなく, 格好良く撮ってやるのが,撮影者の思いやりという ものだ。 |
![]() 低学年のバトンリレーだが,コーナートップが先生の 手を借りずに見事にできている。人が重なって写る 場面では,偶然の「構造美」が表れることがある。 |
![]() 徒競走では,ゴールテープを切る瞬間は感動的だ が,それでは下位の子が引き立て役になってしまう。 まだ勝負がつく前の序盤を撮るのもおすすめだ。 |
![]() 「おやつとり」を撮らせても,はらきんは(自称)日本一。 お菓子が幼児の手に渡ってしまう0.2秒前に撮る のがコツ。お菓子をあげてしまうと,係の子にとって競技 は事実上終わってしまい,笑顔が無くなってしまうからだ。 |
![]() 高学年児童は用具などの係もしていると思うが, 係や運営でがんばる児童の様子も撮ってお くとよい。 |
![]() はらきんは徒競走やリレー種目では,全員の児童を 撮るよう心がけている。6年生が卒業時に好きな写真 をコピーして持ち帰るときに,必ずといって良いほど チョイスしていく。 |
![]() 教員は毎年似たようなことをしているので,白線や テントの位置,入退場門の位置すら一年経つと記 憶があやふやになる。こうした配置や各種掲示, テントや椅子の数等を記録しておくと便利だ。 |
![]() 特別支援学級の横にある,先生方の名前を 覚えてもらう掲示。しかし,このテの掲示に 写っている自分の顔写真に納得していない 人がけっこういたりする。 |
![]() 図工室にある,ビーナスさん。 あれ?こんなお顔でしたか? 顔だけで良いからと思って近づいて撮ると, ほおや鼻が強調され,実際より丸顔に写って しまう。 |
![]() 3m以上は離れて,カメラのズームを使って 顔写真を切り取ると,背面の方眼からも分かる ように,ひずみを少なくして撮ることができる。 |
![]() 小学生のスピードなら, 指先にボールを付けて 撮ることができる。 (ちょっと自慢・・・) |
![]() スポーツモードで撮るのもいいけれど, 競技は走路が分かっていることが多い ので,子供が画面の中に入ってくるの を待って撮ると,慌てて手ぶれなどを 起こすことが少なくなる。 |
![]() 半押しやフォーカスをロックするテクは必須。 |
![]() 光量が少ない体育館で活動する子どもは 画面が流れてしまうことが多い。今のところ, トリミングを前提に引いて撮っている。※1 |
![]() 大玉送り。 基本,低学年の競技で,児童の顔はおろか 姿さえ撮れないことがある。 |
![]() 水泳。 水しぶきやゴーグルで,だれが泳いでいるのか 分からない写真が多くなる。 |
![]() ドッジボール。 多くのボール競技と違い,敵側がボールから 離れようとするので,ボールを奪い合う迫力の ある写真が撮りにくい。 |
■ おわりに |